「私」という存在は、大きく二つの系譜の流れから影響を受けて存在しています。
それは、「血の系譜」と「魂の系譜」です。
これらを意識することが今とても重要だというメッセージを受け取ったので、整理してお伝えできればと思います。
まず一つ目は「血の系譜」です。「肉体の系譜」とも言えると思います。
これは、私たちの肉体、DNA、遺伝、文化的背景、そして先祖から受け継いだ価値観や習慣を含む、肉体的な流れを指します。
系譜とは、親から子、先祖から子孫へと受け継がれるものを意味します。
詳しく分けると、
- 肉体的特徴:身体的特徴や健康に関する傾向、遺伝(例:外見や体質、健康の傾向など)
- 感情・性格・心理的影響:家族から受け継いだ感情的なパターンや性格
- 文化・習慣の伝承:その家系で大切にされてきた価値観や習慣、文化、職業や役割など
- カルマ的影響:家系の課題や未解決のトラウマ、特定のパターン
私たちは、こうした「血の系譜」を多くの先祖から受け継いでいます。
おおよそ10代前に遡ると約2,000人、20代前まで遡るとなんと200百万人という、
途方もない先祖の流れから今の自分が生まれたことになります。
一人でも欠けていたら、今の自分は存在しなかったわけですね。
これは、奇跡以外の何物でもないと言えるでしょう。
そして、今、大きな変容を迎えるタイミングにおいて大切なのは、*「先祖への感謝」*です。
当たり前のことのように思えるかもしれませんが、時代の転換期には、この「血の系譜」が大きな作用を持つことがあります。
なぜなら、価値観や観念、常識が大きく変わっていくからです。
こうした時には、身体や体調に変化が現れたり、物事が思うように進まなくなったり、
意識していない家族のパターンが影響したりすることがあります。
今までの時代にはよかった事も大きくそのパターンを見直すタイミングにきています。
社会や時代の変化を見れば、その兆しは明らかです。
そして、その変化は、あなたが生まれてきたテーマとも深く関連しています。
この変容をスムーズに進めるために、不要なパターンを終わらせることが、新たなシフトに繋がっていきます。
年末や年始に帰省される方も多いかと思いますが、仏壇やお墓参りで感謝の気持ちを伝えることは、これまで以上に意識されてみてはいかがでしょうか。