『感性』を活性化させる方法~旅行好きな方へ~【コラム】

ご覧いただきありがとうございます。


突然ですが、私が好きなものに旅があります。


大学生になり、バイトをしてある程度お金が自由になったくらいから旅行をするようになりました。


それがとても自分にとって新鮮で衝撃的で、自由で、、


写真をはじめたのも旅がきっかけです。


ずっと続いている趣味でもあり、会社員時代もそして今も出張や旅行を通したオシゴトをお陰様で続けさせて頂きながら、


気づくと47都道府県、30の国の地域を巡っていました。


人はなぜ旅をするのでしょうか。


この文をご覧いただいている方も、神社やお寺、自然、パワースポットが好きで、


もしかすると旅や旅行がお好きな方も多いと思います。


そもそも旅と旅行という似たような意味の言葉がありますが、


まずは、それぞれどんな意味か調べてみたいと思います。


すると「旅」とは


住んでいる土地を離れて、よその土地を訪ねること


とあります。


まあ予想通りという感じでしょうかね。


では「旅行」はというと


家を離れて他の土地へ行くこととあります。


同じやん・・とお思いの方も多いと思いますが、


細かいニュアンスにどうやら違いがあるようです。


「旅」が目的地までの過程を重視するのに対して、


「旅行」は「目的地への到達」という目的を重視する点にあるようです。


なんとなく人生みたいだなとも感じます。


それではみなさんはそれを踏まえて「旅」と「旅行」どちらが好きでしょうか。


例えば、大阪から東京に行って、東京タワーを観ようと計画をたてるとします。


行き方は飛行機か新幹線かはたまた車か。


それぞれに移動中の楽しみや良さや特徴があります。


通るコースも時間も過ごし方も変わってきます。


上記で言うとここが「旅」にあたります。


飛行機で上空からの景色を楽しむ


新幹線でゆったり好きな事をして過ごす


車でその土地土地の美味しいものを食べながらドライブを楽しむ


目的地までの過程を重視している人は「旅」好きと言えるのはないでしょうか。


もちろんいく過程も大切だけど、そもそも行きたい場所に行く事が真の目的なのでは?


という方は「旅行」派となりそうです。


今回の例ですと、東京に赴き、東京タワーに行くということが


一番の目的ということになります。


今までの私はどちらかというと「旅行」派だったのかもしれません。


雑誌やネットでみて「ここ」に行きたい! その目的のために、


旅を組むという順番でしたし、それが当たり前だと思っていました。


目的もなく旅をするというのが、せっかちな性格な私はできない性分でした。


限られた時間で行きたいところを順番にきっちり巡るというスタイルが自然となっていたように思います。


もちろんその良さもあり、計画通り行きたい場所には行ける事にあります。


当たり前といったら当たり前ですが・・


ただ最近「旅」の良さにも徐々に気づけるようになってきました。


移動そのものを楽しむ、行き先は直感に従って赴くままに行動してみる。


という事を近場からやってみることにしました。


すると、まったく予想もしなかったお店や施設、街の景観や自然に出くわすことができるのです。


直感で入ったランチが思いのほか当たりだったり、そこに来なければ一生知らなかったであろうモノや情報に


出くわすことが多いことに気づきました。


さらに私の場合は、旅と旅行では五感の使い方が少し違う事に気づきました。


旅行の場合は、目的地が重要のため、それに関する情報はキャッチしやすくなるのですが、


そこに行く事が目的のためか、それ以外の情報をどうやらスルーしている事が多いのです。


逆に大まかなエリアだけ決めて、その街を五感を意識して歩いてみると、感じ方が違うことに気づきました。


その土地のニオイや空気感、商店街の活気、歩いている人の表情、


面白い看板やキャッチなど、初めて訪れた場所なので、いつもより自分の感覚を頼りに動くことができます。


今の時代、調べようと思えばいくらでも情報がでてきます。

とても便利なのですが、それに頼りすぎてしまうと一般的な世間の正解に留まってしまう可能性があります。


正解を導くというのが、日本の今の教育なのでそれが当たり前だとつい思いがちになりますが、


自分の感覚で行動するということが、これからの時代とても重要になってきそうです。


みんなはこのお店美味しいっていってるけど、自分はこっちのお店が美味しいと思うよ。


自分を通して、自分の真実を選択し動いていく。。


そのためにも、感性や感覚というのがキーになってくると私は感じています。


サイキック能力や第六感というのがありますが、もともとはだれにでも備わっている能力と言われています。


その能力を人が使わなくなってしまったため、退化してしまったとも言われます。


そしてそれを思い出していく方法は、五感を使う事だと言います。


第六感というくらいですから、五感をまずは意識することが重要になります。


せっかく美味しいものを食べていてもテレビを見ながらだったり、


仕事の事を考えながらの食事は果たして100%美味しいと感じることができているのでしょうか。


今海外でも座禅やマインドフルネスが注目され、


いろいろな企業に瞑想が取り入れられているのを聞きますと、


大きく変わってきているんだなあと感じてしまいます。


そういった意味では「旅」はその五感をフルに活用するにはうってつけ。


見た事のない風景を見たり、自然のニオイ、


その土地の味覚、街の音、人の声、肌で感じる空気感などなど、


五感すべてを使うからです。


なにも遠くに行かなくても構いません。


まだ降りた事のない駅をぷらっと歩いてみてはいかがでしょうか。


新しい発見にきっと感性も動くかもしれません。


もう一つ「旅」や「旅行」と似たような意味の言葉に


「観光」があることに気づきました。


観光は光を観ると書きます。


旅先の風景はいつもの日常と異なり、光を観ているように新鮮でワクワクします。


自分の意識が現実に反映しているのであれば、


自分の可能性やまだ知らない自分に触れる機会が「観光」であり、


旅や旅行なのかもしれませんね。


最後までご覧いただきありがとうございました。